「エビデンスありますか?」と言われて、固まったことはありませんか?
エビデンスは一言でいうと、**“その話が本当だと示す材料(裏付け)” **です。
この記事では、エビデンスの意味をわかりやすく、似た言葉との違い、仕事で使える例文、集め方までサクッと整理します。
エビデンスを一言で言うと
エビデンス=裏付けです。
もっと分かりやすく言うと、
- 「こう言える理由、ここにあります」
- 「その話、これで確認できます」
というときに出す“材料”のことです。
エビデンスは何を出せばいい?(具体例)
「エビデンスって、結局なにを出せばいいの?」問題はこれで解決します。
エビデンスになりやすいもの
- 売上、アクセス数、CVRなどの数字
- アンケート結果(件数と期間つき)
- 議事録、メール、チャットの記録
- 契約書、見積書、請求書などの原本
- 公的機関・業界団体の統計データ
エビデンスとして弱いもの(ありがち)
- 「たぶん」「なんとなく」「体感では…」
- 「SNSで見た」「誰かが言ってた」
- 期間や件数が書いてない感想
ポイントは、相手が同じものを見て確認できるかです。
「根拠」「証拠」「ファクト」との違い
ここが分かると、会話がスムーズになります。
根拠(こんきょ)との違い
- 根拠:そう思う理由(広い)
- エビデンス:その理由を支える材料(具体)
例:
「値上げすべき」
- 根拠:原価が上がっているから
- エビデンス:原価表、仕入れ単価の推移、競合価格表
証拠との違い
- 証拠:白黒をはっきりさせる“決定打”っぽい言葉
- エビデンス:ビジネスでは、判断のための材料として使うことが多い
つまり、ビジネスでは「証拠」ほど強い言い方じゃなくても、
エビデンスと言うことがあります。
ファクトとの違い
- ファクト:起きた事実そのもの
- エビデンス:主張を支えるために選んで出す材料
同じ事実でも、使い方次第でエビデンスになります。
なぜ仕事でエビデンスが必要なの?
理由はシンプルで3つです。
1)決めるのが速くなる
「たぶん良さそう」だと決められません。
でも、数字や記録があると判断が速いです。
- ❌「伸びます」
- ⭕「先月のCVRが1.2%→テストで1.6%(n=5,000)」
2)会議が揉めにくい
エビデンスがないと、議論が「好き嫌い」になりがち。
エビデンスがあると、「事実をどう読むか」の話になります。
3)あとでトラブルが減る
「言った・言わない」を防ぐのに効くのが、
議事録やメールなどの“残るエビデンス”です。
そのまま使える例文(会議・メール)
会議で使う
- 「この案のエビデンスは、直近6週間のデータです」
- 「結論は賛成です。判断のために、**エビデンス(期間と件数)**も共有できますか?」
- 「その意見いいですね。数字もあるとエビデンスとして強くなります」
メール・チャットで使う
- 「念のため、判断のエビデンスとして資料を添付します」
- 「この数字の出どころを教えてください。エビデンスを確認したいです」
- 「あとで混乱しないよう、議事録をエビデンスとして残します」
良いエビデンスの条件(これだけ覚えて)
迷ったらこの3つです。
- 誰が見ても分かる(客観的)
- 期間・件数・条件が書いてある(説明できる)
- いつの情報かが明確(古すぎない)
たとえば「アンケート結果」でも、
「10人なのか」「1000人なのか」で強さが変わります。
エビデンスの集め方(3ステップ)
ステップ1:主張を1行で書く
例)
- 「この施策は続けるべき」
- 「値上げすべき」
- 「採用要件を変えるべき」
ここが曖昧だと、集める材料もブレます。
ステップ2:まず一次情報に当たる
強い順はだいたいこうです。
- 一次情報(自社ログ、原本、問い合わせ原文)
- 数字(定量データ)(売上、CVR、解約率、工数)
- 公的データ(統計、業界団体)
- 二次情報(まとめ、伝聞)
ステップ3:ツッコミに先回りする
よくある質問はこれです。
- 「いつのデータ?」
- 「件数(母数)は?」
- 「比較対象は?」
この3点を添えるだけで、一気に強くなります。
エビデンスを残すコツ(超実用)
エビデンスは「出す」だけでなく「残す」も大事。
- スクショ(できれば日付が分かる状態で)
- 議事録(決定事項・担当・期限)
- 共有リンク(保存場所と権限を確認)
- 原本保管(契約書・請求書など)
さらに強くするなら、いつ・誰が・どこでの3点セットを揃えましょう。
FAQ(よくある質問)
Q1. エビデンスって日本語で言い換えると?
A. ビジネスなら「裏付け」「客観的な根拠(資料)」が自然です。
Q2. 「エビデンスありますか?」は嫌味?
A. 多くは嫌味ではなく、「判断できる材料ある?」という確認です。
困ったら「共有しますね」でOK。
Q3. 強いエビデンスって何?
A. 一次情報(自社ログ・原本)+期間・件数つきの数字が最強です。
まとめ
エビデンスは、主張を信じてもらうための客観的な裏付けです。
学生生活でも、レポートや面接、プレゼンなどでよく使います。
最後に覚えておくと便利な一文を置いておきます。
「この主張のエビデンスとして、〇〇のデータ(または記録)を示します。」
これだけで、説明が一気に大人っぽく、説得力のある文章になります。


